令和6年もあとわずか

ふくふくファームの沢森です。

 今年もあとわずかになりました。気候もそうですが世の中の状況など農業をとりまく環境は年々厳しくなっていく一方です。それでも続けていこうと思えるのは地域への貢献をしながら生きていけること、そしてお客さまに買って頂いているからです。本当にお客さまに感謝しかありません。

 にんにくはリスクが大きく、生産コストの上昇が直撃する作物ですので大変な部分が大きいです。販売方法や品質がしっかりしていないと継続が難しい。。。それゆえに販売価格も高いのですが、昨今の経済状況もあり値上げが難しいところもありギリギリやっているという一言に尽きます。

 にんにくも冬の厳しい寒さを乗り越えて春を迎え成長していきます。本当に植物はたくましいです。素直に、ただまっすぐに生きている。

 厳しいとはいえ人の世はこれが常なのでしょう。雑音も多いし、辛いことも沢山あってそれが日々増えていくような気がする。お金は毎年かかるものが増え、耐え忍ぶ日々。でも、植物のように耐えて耐えて生き抜いていく。そんな強さが必要。

 世の皆さまもこうして耐えて生きていらっしゃる。その痛みを知り世の中を、世の人を救うために頑張ってほしい、国になってほしい。今だけ、金だけ、自分だけは未来を捨てるのと同義ですから。

 どうか皆さまお身体ご自愛ください。

                                沢森

田子の農家ふくふくファーム

2017年10月、青森県田子町地域おこし協力隊を卒業後は新規就農の道へ。正直だれも望んでいなかったと思う。しかし、田子町に来た時から素晴らしい第一次産業があり、活性化させることが田子町のためになると思い決断した。百姓として都市部の生活とは違った形での人生を送ろうと考えている人のために、自分は道を作りたい。      2018年5月 沢森靖史

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