にんにくの規格について考える
こんばんは、さわやすです。今回写真はありません。
にんにくの植え付けと芽だしもほぼほぼ終わりました。やはり農業は人手が必要だと実感いたしました。収穫、植えつけだけでなく種こぼしや様々な作業に沢山の協力を頂いて終了しました。
一気に増やすのではなく、一歩ずつやっているせいか、「これではまだまだ足りない、自分の力が足りない」と思う気持ちでいっぱいです。
にんにくは種もしかりお金がかかるからです。また、連作していくにつれにんにく自体に病気がでてきますので、毎年気を抜けない作物です。
実際ににんにくは栽培するのに非常にお金がかかる作物。購入するお客様は高いと思われるかもしれませんが、畑作りをしっかり研究しこの田子町という寒地系にんにく相応しい気候と付き合いながら苦労してにんにくを作っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
青森県産のにんにくの規格は基本S、M、L、2Lとあります。もちろん大きいのが人気ですが、味はなぜか小さめのほうが美味しく感じられることが多いです。
実は小さいサイズも大きいサイズも細胞数が同じらしいのです。すったときの粘り気や甘みが小さい物のほうが濃い気がします。
しかし、Sは小さすぎるのですりおろしやみじん切りはサイズが大きいほうが調理しやすいのでどっちが良いかなんとも言えませんが。
個人的にはMサイズが好きです。1kgでもLより数が多いしSより調理しやすいし、黒にんにくにしても手ごろな大きさです。
話は変わりますが。。。というかもう今更の話になってしまいますがお許し下さい。
ワタシがにんにくを出している産直でもにんにくのバラが売れます。バラを種用にとお求めされた方も何名かいらっしゃるのですが、バラの場合は元のにんにくの形状が分かりません。
バラの場合は規格や状態的な都合でバラで販売しないといけない品。そこには玉割れや1個玉、2個玉、3個玉もあります。にんにくは親の形質を受け継ぐことが多いのです(例えば、2個玉は2個玉に育つ可能性があります。玉割れは玉割れしやすい。もちろん、必ずしもではありません)。元の形やどんな状態のものだったかはバラだとはっきり分かりません。また、元が大きい玉だったものは小さいりん片でも大きく育ちます。
ただワタシの場合、バラの数量調整するためにamazonでは玉割れしていないものも入れていました(これはもちろん赤字になります汗)また、今日出品したものは8月下旬にバラも出しますと言ったので出しています(もちろん有言実行のためなので期間限定です。全てバラで出す必要のないものをバラしました(´∀`;●))。
結論を言いますと種にする場合は(できるだけ良い種をということであれば)元の玉が分かるほうが良いです。種に引き継いだ際にも重大な影響を及ぼす病気(チューリップサビダニ、イモグサレセンチュウなど)も元の状態から可能性の予測ができる場合があります。
来月からはふるさと納税にも出品します。是非、田子町のふるさと納税覗いてみて下さい。にんにくはもちろんのこと、りんごや牛肉など田子町の美味しい品が沢山あります。
10月28日は八戸ユートリーに出品します。また、11月4日に開催される東京の移住・交流ガーデンで行われる『八戸都市圏移住セミナー』にも参加しますのでどうぞよろしくお願いします。
2018.10.26 沢森靖史
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