強風吹き荒れて(今日のわが町も世の中も)

ふくふくファームのさわやすです。

生存確認のためにたまに更新しないと…ワタシは元気にやっています! 

えごまの畑に米糠をまいたり、にんにくの作業です。かなり忙しくなってきました。

にんにくは雪解けが遅く葉にダメージ受け、風の影響を受けやすい畑によっては弱ったにんにくをかわいそうですが抜き取りしていました。


世の中の状況は変化が早く、農作業だけしていると本当にあっという間に変わっていきますね。

amazonで販売しているえごま油の値段を5月から180円~200円ほどあげる必要が出てきました。理由はいくつか。

①商品が増えてくると値段が下がるように思っていましたが、実は逆で値上げが必要な原理が働きます。(長くなるので割愛しますが、広告的なものその他様々です)

②世界・社会情勢。価格上昇の影響。ワタシは原油と早すぎる世の変化が大きい。

農業資材も上がってきています。化成肥料の値上げはバンバン使う今の日本農業から、有機肥料を自作して循環型の農業に変化していく良いきっかけになるかもしれないですね。米糠と油粕で全然いけますってば。

③毎日使ってもらいたい思いで少しでも負担を少なくと思っていましたが、少し値上げしな いと厳しいのかなと思います。それ以外の産直サイトや直販はもう少し様子を見て判断します。

最初にワタシはなんでこんな名前を付けたのかと思う。ただ『えごま油』と書きゃよかったのにと思うこともありますが、たぶんワタシは青森県田子町を強調したかったのだと思います。はじめは地域振興を考えて栽培をはじめた経緯もあるので。そんな『田子ジュネオイル』もとうとう価格上昇について向き合う時期がきたのかも。

先日、米糠まいた畑です。すぐ浅めにすき込みます。また日を見てかくはんしていきます。

そして、汚い姿のワタシが映ってしまいました。。。

『削っ太郎』。畑の畝間の草を間引くのにえらい楽です。先輩農家さんから教えてもらいました。

草は好きです。必要で刈ったり間引きしてますがきれいにするつもりはないです。

①草が生えている場所を確認することで土壌の状態が分かる

 →数や植生が偏った場所は植物に悪い影響を与える要素があるかもしれない。

②管理をしておかないと、事故の元

 →管理しないと収穫時の負担や作業効率低下からケガ・事故の原因になります。

③草が見えると周囲の人が気にする

 →実はこれが一番かもしれない(笑) 草あっても管理してますヨ♪という余韻が大事

いずれにしても草は畝間に置いて土に返ってもらっています。勝手に生えてきてくれる

緑肥です。有難いです。


世の中の流れを見て価格について真剣に判断しないと食べていけなくなるかもしれない。毎年のことですが、悠長に構えているわけにいかないようです。

田子の農家ふくふくファーム

2017年10月、青森県田子町地域おこし協力隊を卒業後は新規就農の道へ。正直だれも望んでいなかったと思う。しかし、田子町に来た時から素晴らしい第一次産業があり、活性化させることが田子町のためになると思い決断した。百姓として都市部の生活とは違った形での人生を送ろうと考えている人のために、自分は道を作りたい。      2018年5月 沢森靖史

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